フリーランスの意味や由来を調べてみました!
フリーランスの語源は中世の「自由契約の騎士」だった
フリーランスの語源は、中世まで遡ります。中世のヨーロッパといえば、戦争や国の侵略、分割なども多かった時代で、王や貴族はその都度傭兵団と契約して軍隊を送っていたようです。
当時の主力兵であった槍騎兵(lancer)は歩兵を連れていることが多かったため、契約時には1戦闘単位を槍の本数で数えていたといわれています。
契約を持たない軍隊はフリーランス(freelance=自由な槍)と呼ばれ、ようするに呼ばれたら直ぐに槍を持って飛んでいく兵士のことを呼んでいたわけです。
当時は戦闘単位や兵士を指していたフリーランサーですが、現在では組織から独立して働くことを意味するようになりました。
引用:Pinterest
現代のフリーランス事情
組織を持たない、freeで仕事を受ける現代のlancerですが、アメリカのフリーランサーの占める割合が2017年の調査段階では労働者の36%を占めると言われ、2020年代後半にはアメリカの人口の大多数がフリーランスになるだろうという発表が出ています。
日本でもアメリカまでは行きませんが、その成長率は年々高まっており、昨年から5%も上昇しています。これは日本の労働人口の約17%がフリーランサーということになります。
フリーランスってどんな職業があるの?
それではいったいフリーランスとはどんな職業があるのか
ここで言うライターとはWebライターのことですが、いわゆるネット上での記事を書く
人を指します。最近では様々なメディアからの依頼を受けてfreeで記事を書いて収入を
得ている人も多いようです。
● Webデザイナー
企業や個人のクライアントのホームページやランニングページなどのwebサイトのデザ
インを請け負うことです。その際に最も大事なことは、クライアントが思い描いている
通りにデザインを構築すること。
● エンジニア
情報システム開発における上流工程を担当します。クライアントの要求から仕様を決定
し、大まかな設計をするまでの、予算や人員、進捗管理などのマネジメント業務なども
大切な仕事になります。
● 編集
著者やライター、デザイナー、カメラマンなど多くの人と関わりながら企画・制作を行
います。昨今では電子書籍などの普及もあり、Web上での編集も需要が増えてきていま
す。
Webライターのこといろいろ
ライターとは、取材や資料の収集をして、雑誌・書籍・Web・フリーペーパーなどに掲載される記事を書く仕事ですが、一般的にクライアントの案件に沿った内容の記事を自分の文章で書きあげます。ホームページの記事ライティングから、メルマガだったり、ブログなどさまざまな仕事があります。さらに最近では人気のゲーム等のストーリーを手掛けたり、ゲーム内の会話を執筆したりする専門のライターもいます。また芸能関係のゴーストライターやキャッチコピーなどのライターもライターのお仕事になります。なんと言っても魅力なのは自分の文章がお金になるということです。またクライアントに「またお願いします」と認めらることは張り合いや、やり甲斐に繋がりますね。
《But?!》しかし、そもそも文章を書くことが苦手という人には向いていないかもしれません。それとライターで高収入を得るためにはそれなりにスキルや専門的な知識が必要になってきます。
でも、何事も経験値が大事ですから、ハードルをあげずにまずは手軽にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
画像参照元:liginc.co.jp
Webデザイナーのこといろいろ
Webデザイナーになるために、特別な資格は必要ありませんが、Web関連での基礎的なスキルと知識があれば誰でも始められるでしょう。基礎的なスキルというのは主にHTMLとCSSに関する基礎的な知識が最低限必要です。過去にWeb関連のお仕事をなさっていたのであればこの辺はクリアできるのではないでしょうか。ただし本格的にデザイナーを目指したい人はオンラインスクールなどで学ぶという方法をお勧めします。オンラインスクールでは基礎的なことからプログラミング技術まで様々な工程が受けられますが、ここで 「Illustrator」や「Photoshop」の使い方も学んでおくと益々やりがいが出てくることでしょう。また、JavaScriptなどの動きを取り入れるプログラミング技術や、検索エンジンからの集客を最適化するSEO対策などの技術を理解することで年収はぐっと増加するでしょう。Webデザイナーの平均月収は受注件数、案件にもよりますが25万~30万程度ですが、経験を積むことによりWebディレクターやWebプロデューサーへのスキルアップも望まれ収入もアップしていきます。
《But?!》ただ、デメリットと言えば、クライアントに振り回される、勉強の継続などは否めないこともあります。
画像参照元:TECKACADEMY
Webエンジニア(SE)のこといろいろ
SEというと、1日中デスクに座り、ひたすらPC作業をするイメージですが、企業等のシステム開発に係る基礎設計や詳細設計や分析やテストなど業務先の環境設定のお仕事が主になります。クライアントとのヒアリングの中で開発費用や期間などの工程までクライアントの要求にどれだけ応えられるか、実現していくかを決定したりします。またクライアントのニーズにあったシステム設計や技術や仕組みの細かな設計、構築を行い、最終的に設計通りにシステムがうまく動作するかどうかのテストまでを請け負います。SEに求められるのは技術的能力はもちろんですが、管理やまとめが得意としたり、問題の解決をきちんとクライアントに説明できるコミュニケーション能力も必要とされます。また業務が滞りなく遂行されるようスケジュール管理を行ったりのマネジメント能力も求められます。ですから、まめなことが得意とする人には向いていますが、《But?!》細かいことが好きじゃないひとには少しハードルが高いと言えるでしょう。しかし、能力が求められる分収入面も高収入を期待できます。平均月収は50万程度。スキルを磨きITコンサルタントを目指せばより高収入を期待できます。
画像参照元:CordCamp
フリーランス編集のこといろいろ
編集者と聞くと出版業界やメディア業界の花形と言われていますが、フリーランス編集者というのは会社組織の中で働くのとは違い、自分のペースで作業ができる魅力と自分の感性をとことん発揮して行えるという魅力があります。様々なフリーランスがあるなかで理想的な仕事と言えるでしょう。中には自費出版なども出せるようなったり、組織に所属しているより幅広いビジネスができるようになるので、自分のコントロール次第で時間の使い方、収入の増やし方などライフスタイルを自分次第で決められますね。やり方次第で年収1,000万以上の収益を手にできますが、《But?!》ただ経費を差し引かなければならなかったり、外部のライターやカメラマンなどへの報酬や外注費等もかかるので、ビジネスにかかる費用が多いのが現状です。ただし編集者一人で完結できる仕事は難しく、当然のごとくライターやカメラマンとのコミュニケーションも重要となってきます。
画像参照元:CrowrdTeck
まとめ
フリーランスのお仕事は様々ですが、転職を考えている人、副業を考えている人、または定年を過ぎてもできるお仕事として様々なシチュエーションとして捉えることができるので、新しい自分に出会える世界でもあるような気がします。また組織の時とは違って自分次第で収入を得ることも、時間を友好的に使えることも、趣味の時間も日中にできたりします。いいことばかりでもありませんが、少なくても拘束や人間関係にも左右されず、楽しんで集中できることが出来たなら自信にも繋がりますよね。
「なりたい自分」探ししてみましょう!