
フリーランスあるあると検索すると、様々な不安が出てきます。
調べによると、世の中のフリーランスの約7割が色々な不安と戦っているようです。
どんな悩み、プレッシャーと戦っているのか、よく見かける5つをあげて、解消出来るように検証してみました。
フリーランスの不安ベスト5

1.収入が不安定
2.仕事がなくならないか不安
3.税金や申請のこと
4.安心して契約できるビジネスカードは?
5.健康、メンタルの事
1.収入が不安定で事業計画が立てられない
この悩みは実際にフリーランスの中で6割の人が不安を持っていることが、内閣官房日本経済再生総合事務局による「フリーランス実態調査」の調べでわかりました。
フリーランスという働き方に対する満足度について確認したものが下の図です。

これを見ると、「仕事上の人間関係」、「就業環境(働く時間や場所など)」、「プライベートとの両立」、「達成感や充実感」に満足していると回答した者は7割以上となっていますが、
その反面で、「収入」について満足していると回答した者は、4割程度にとどまっています。
フリーランスとして働く者にとって、仕事内容に関する満足度は高い中で、収入面での充実が課題であることが改めて分かります。
2.仕事がないと不安に陥る
フリーランス特有のよくある悩みで
「今着手している仕事が終わったら休みが欲しい。でも次の仕事を決めておかないと不安で休めない。」
というものがあります。月の収入をある程度決めているのであれば暇になって収入がなくなることが怖い。案件がとぎれてしまうと経済的打撃に繋がってしまいます。締め切りに忙しく追われているときでも、「次の仕事をどうするか」常にアンテナを張りながら、並行して営業も働き掛けないといけないかもしれません。
ここまで聞くと物凄く大変なような気がしますが、実はほとんどのフリーランスは複数のクライアントを持っていてコミュニケーションを図りながら上手に振り分けてやっています。このように何が一番必要かというと「高いクオリティー」と「信頼関係」が求められるようです。
フリーランスエージェントに登録して仕事を貰ったりしている方も多いですね。
3.税金や申請のこといろいろ
会社員であれば、会社が面倒な税金の計算や支払いを行ってくれ、様々引かれて手取り給料ということになります。しかし、フリーランスになるとこれらを全て自分で行う必要があります。
なかでもよく聞くのが「経費」という言葉。
どこまでが経費とみなされるのか、下の表は参考までですが「とりあえず、領収書は必ず貰っておきましょう。確定申告で通る「経費」と通らない経費がありますので注意しましょう。

引用元:東洋経済ネット
確定申告とは
確定申告とは1月~12月までの1年間の所得をもとに収める「税金額」を申請する制度です。
フリーランスの場合、所得に対しての税金を確定申告することにより、税務署の方で地方自治体へ所得税の情報通達をしてくれるため、こちらで住民税の申告をしなくても自動的に処理してくれます。
フリーランスの確定申告には「青色申告」と「白色申告」の2種類があります。
● 青色申告=手間はかかるが節税効果は高い
● 白色申告=手間は少ないが節税効果は低い

参考記事:キツネの惑星
どちらで申告しても構いませんが、手間はかかっても青色申告の方がメリットがありそうですね。
確定申告の期間は翌年の2月16日から3月15日までです。(但し2021年(令和3年)の確定申告期間はコロナウィルスの影響で1ヶ月延長で2月16日から4月15日までとなっています。)
4.フリーランスでも安心して使えるビジネスカードはある?
まず最初に言っておきたいことは個人のクレジットカードとビジネスのクレジットカードは分けること。

● お金の管理が煩雑になる
● 財務状況がつかめなくなる
● 税務調査に対処できなくなる
● 確定申告時の処理でムダな時間がかり面倒なことが増える
ビジネスカードを持つことでプライベートと区別をしっかりつけられ、ビジネスのお金の流れをシンプルにわかりやすくできます。
● 経費の支払いに使えて節税しやすくなる
● クラウド会計ソフトと連携できる
● 確定申告がはかどる
● キャッシュフローが楽になる
● ビジネス向けの色々な特典がついてくる
● 固有ポイントを貯めて経費を削減できる
● 万が一の備えになる
デメリットとしては、年会費がかかる(各金融により違う)、審査がある等です。
独立したからこそ作りやすいクレジットカードがある
一昔前は、独立してから作ろうと思うと信用性が低くて審査が通らないという話もありましたが、近ごろでは個人事業主やフリーランスが急激に増えてきた事情もあり、独立してからも問題なく審査が通るクレジットカードも増えてきました。むしろへたな法人よりもリスクが低いためカード会社にとってもメリットがあるのです。
フリーランスにおススメのクレジットカード
■とにかく年会費を最大限安くして負担をおさえられる「三井住友ビジネスカード for Owners」
≪カードの特徴≫
● 年会費が安い
● 経費の効率化に便利
● スマートな出張などにも

参考資料元:三井住友カード
5.健康面やメンタルの不安
フリーランスは時間が自由な反面、規則正しい生活を送ることが困難になってしまうケースがあります。人間はある程度のルーティンの中で生活してる方が案外リズムが取れて疲れないとも言われます。そんな中自分のモチベーションや健康面などどのように維持していったらよいのでしょうか。
時間の管理は基本中の基本ですが、「やらなければいけないと分かっていてもできない」ということもありますよね。そんな時はアプリなどのツールを使って客観的に時間を管理する方法も良いでしょう。タイマーで時間を区切ったり(ポモドーロテクニック:25分集中して仕事をとったら15分休憩しながら仕事をする)、長い休憩を取ったら、また同じことの繰り返しをする等。
カフェなどを利用して受験勉強やデザリング等で仕事をという人も少なくないと思いますが、やはりお店に遠慮して長居は出来ないなどの不便利さもあったりします。最近では在宅ワークやリモートが増えてきた環境に合わせてコワーキングスペースも続々と出来ています。企業内で運営しているところも増えています。(例:洋服の青山コワーキングスペース LIG いいオフィス)時間単位や月額定額で借りながらゆっくり仕事も出来そうですし、1人で籠ってやるよりも能率が上がりそうです。フリードリンクだったり、またそれぞれに特徴を生かしたサービスなども利用でき楽しく仕事が出来そうです。
コワーキング等もそれぞれに目的は違えど1人1人が楽しく仕事をしている様子を見るだけで刺激になるし、運営してる会社の人たちとのコミュニケーションを図ったり、運営会社が主催しているイベントなどに参加したりして新しい環境づくりを積極的に取り入れてみるのもいいと思います。
コロナウイルスの影響でなかなかリアルに参加が難しい習い事もありますが、ネットでのヨガ教室だったり、zoomで集う趣味の場だったり交流の場や趣味を見つける場所は沢山あります。この機会に是非新しい趣味を見つけてみるのもいいですね。
最後に 不安はあっても良い?むしろあった方が良い?!
不安に思っていることの80%は実際には起こらない。不安の96%はとりこし苦労であり、幻想に過ぎないと言います。
会社員の時、勤めたいた会社が潰れたり、時間外労働で疲労が募ったり、それでフリーランスをやっているわけですが、結論としてどんな仕事をしていても不安は付きものだなと感じます。
取り越し苦労というのもあります。同じ仕事をしていても、それを苦労と取るのか、やり甲斐があると取るのか、自分の気持ちの持ちようかなと思います。
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