地方でフリーランスとして活躍していけるのか?というお声をいただくことがあります。
結論から言うと、フリーランスこそ地方に行った方がメリットが大きいと感じます。
地方に拠点を置くと言っても様々で、完全に居住環境を地方に移すパターンや、週末だけ田舎暮らしをするパターンなど。
メリット、デメリットもそれぞれですが、大にしてメリットの声が多いように思います。実際に都心の喧騒から離れ、田舎で充実した生活を送っておられる方の感想をピックアップしてみました。参考になるといいですね。
画像参照:shinema-tori
フリーランスで地方移住を選択した理由
クリエーターは今こそ地方移住を目指すべき!
記事、画像:メルカドデザイン
地方に就職先は無い(または少ない)でも仕事は山のようにあるって知ってました? 四国に移住して6年目のフリーランスデザイナーのいちげさん。地方は、起業天国、フリーランス天国 です。なぜ天国か?といえばそう、人が少ないから。競争相手がいないから!という面白い視点での持論を展開。ただ、フリーランスに向いている人、向いていない人が前提ではあるが、デザイナーが5万といる東京で競争しながら締め切りに追われる日々よりも、素晴らしい自然と開放感の中で湧いてくるものが沢山ありそうです。人間が豊かになる。そんな感じが伝わってきました。
フリーランスが田舎暮らしをすると、裕福になりやすい
記事、画像:manablog
基本はタイのバンコクの田舎で生活をしている「まなぶ」さん。、月の生活費が5万円というのも興味が湧きます。!そのからくりはとてもシンプルなもので固定費がかからない。固定費が低いとその分貯金しやすいというメリットのようです。確かに東京暮らしでは最低でも家賃から着るもの、食べるものに圧倒的に固定費がかかり最低でも20万はないと暮らしていけない。100歩譲って質素な生活をしたとしても周りとの差にひもじい思いに浸される。
環境を変えることにより、皆一緒でなくてもいいし、着るものも、住むところも質素でもそれが当たり前なら、ひもじい気持ちに陥ることもない。「心に余裕が生まれると、働き方を客観視できます」この言葉が妙に腑に落ちました。
古民家で暮らす
記事、画像:abe-ke
築227年の武家屋敷で、13年をかけて手直しをされた古民家、島根県大森町にある宿「他郷阿部家」で暮らす大河内さん。【夜になると無音の世界に包まれる。その静寂の中で一晩過ごしたら、強ばっていた力がフッと抜けたように感じられた。】記事を読む中でそこが一番腑に落ちたような気がしたのでピックアップしてみました。都会ではどうしても肩を張らないといきていけない環境下に置かれて、ふと自分を振り返る時間もない中で、この記事でふと我を振り返る時間を持てたような気がしました。
体験型田舎暮らし
そう言ってもなかなか踏ん切りがつかない、毎日の忙しさに追われて色々探索することもできない。そんな人のために、各自治体では体験型田舎の暮らし、農作業のお手伝いなど様々な取り組みを行っています。どんなものがあるのでしょう。
1日1組限定!古民家で田舎暮らし体験を
記事、画像:こころの里懐
兵庫県但馬にある健康志向の宿「古民家の宿こころの里懐」。ここでは小川のせせらぎを聞きながら、山々に囲まれた静かで特別な空間で囲炉裏を囲んで薬膳料理が楽しめます。また、昔のまま再現した、薪で沸かす2つの五右衛門風呂が自慢のようです。
自前のパン工房で予約分だけ焼き上げる「薬膳パン」も宿の名物になっていて、ここでしか食することができないためリピートする宿泊も多いそうです。
“農のある暮らし”「飯能住まい」移住体験ツアー
記事、画像:飯能体験ツアー
都心から比較的近くでありながら、非常に豊かな自然が魅力の飯能市に「飯能住まい」移住体験ツアーができます。飯能市では最大285万円の補助が受けられる「飯能住まい」制度など、移住・定住の実現を目的とした政策を活発に行っており、今回のツアーもその一環となっているようです。いますぐに生活基盤を移すUターン・Iターンはできないし、休日のみの旅の拠点としては高額な維持費が必要となるセカンドハウスを持つことは、なかなか現実的ではありません。だからこそ、移住への入り口として気軽に楽しめる「田舎暮らし体験」を希望する人が増えています。
千葉の古民家で自然とともに創りだす暮らしを体験しよう♪
記事、画像:tabika
ホストの松原さんは、2011年東京から匝瑳市に移住。田んぼ体験事業のNPOで活動しながら、改修した自宅の古民家で様々な自給に関わるWS・イベントを行ったり、田舎暮らしに憧れる人に田舎ならではの体験を提供しています。ゲストへのコメントは「土や植物に触れていると自然と呼吸が深くなり、大地からエネルギーがチャージされます。潜在意識を読み取るリーディングで、本当の気持ちを伝えることもできます。本当の気持ちを知ると、悩みがすっきりしたり、ありのままの自分を認められるようになり楽になります。田舎暮らしを体験してありのままの自分に戻る、そんな時間を一緒に過ごしましょう。」
松原さんの体験話も参考になりそうですね。
まとめ
コロナウィルスが拍車をかけて、都心から田舎暮らしを選ぶ人が増えてきているのも否めません。ただ、地元の方に迎え入れられる為には、積極的に地元の行事やコミュニティーに参加したり、農作業のお手伝いをしたりと共存共栄していく意思をきちんと伝えることも大切な事です。それさえ心構えがあれば、あとは自然の醍醐味や厳しさなども体験しながら人としての生き方、新しい仕事の場が見つけられそうです。また、様々な体験もあるので何度か参加してみるのもとても有効的だと思いました。